- AWS認定って種類が多すぎない?
- 全部取るなんて本当に可能なの?
- 働きながらでもいける?
そんな疑問を持ったことはありませんか。
社会人2年目の私も最初は、Associateを取れれば十分と思っていました。
ですが気づけば、1年でAWS認定全冠を達成していました。
正直に言うと、特別な才能があったわけではありません。
毎日残業ゼロだったわけでもなく、もともとクラウドに精通していたわけでもありません。
闇雲に勉強しても、途中で挫折します。
逆に、順番と勉強法を間違えなければ、社会人でも十分達成可能です。
この記事では、
- なぜ全冠を目指したのか
- 1年で取り切るために考えた戦略
- 実際にやってよかった勉強法
- 挫折しそうになった瞬間と乗り越え方
を、リアルな体験ベースでお伝えします。
実際に1年取り組んでみて、全冠達成は才能ではなく戦略と習慣で決まると実感しました。
順番と勉強法を戦略的に工夫するだけで、難易度は大きく変わります。
筆者について
- 複数ブログを運営中
- のんびりとやりたいことする
- 挑戦した記録を残す
当サイトでは、過去の挑戦記録を残しています。
少しでも最短ルートで目指す人の参考になれば嬉しいです。
では、さっそく紹介していきます。
AWS認定試験の全体像【難易度・種類】
「AWS認定試験の全体像」についてシンプルに整理します。
AWS認定試験の全体像
- AWS認定の概要
- AWS認定のレベル構成と難易度
順番に紹介していきます。
AWS認定の全体像①:AWS認定の概要
AWS認定とは、Amazon Web Servicesが提供している公式資格制度です。
クラウドに関する知識・設計力・運用スキルを客観的に証明できます。
AWS認定の特徴
- ベンダー公式資格
- 実務寄りの出題内容
- 世界共通基準
- 有効期限は3年間
AWS認定が評価されやすい理由は、知識暗記ではなく、設計判断力が問われる試験だからです。
実際の試験問題で問われているのは、設計判断力になります。
たとえば、
- 可用性を高めるにはどんな構成が最適か?
- コストを最適化するには何を選択すべきか?
- セキュリティを強化するにはどう設計するか?
このように、実務そのものに近い問いが出題されます。
そのため、資格取得=実務スキルの土台がある証明になります。
AWS認定の全体像②:AWS認定のレベル構成と難易度
AWS認定は大きく4つのレベルに分かれています。
AWS認定のレベル構成
- Foundational(基礎)
- Associate(中級)
- Professional(上級)
- Specialty(専門)
いわゆる「全冠」とは、これらすべて(2026年2月時点12個)を取得することを指します。
種類が多すぎると感じますが、レベルごとに段階設計されているため、順番を意識すれば攻略可能です。
AWS認定は、積み上げ式の構造になっています。
難易度のイメージは、以下の通りです。
Foundational < Associate < Professional < Specialty(分野による)
体感ベースですが、
- Associateまでは努力で突破可能
- Professionalは戦略と理解力が必要
- Specialtyは分野理解がないと苦戦
という印象でした。
ただし重要なのは、正しい順番で受ければ、難易度は確実に下がるということです。
いきなり難関から挑戦すると挫折しますが、積み上げ式で攻略すれば社会人でも十分可能です。
AWS全冠を目指した理由
「AWS全冠を目指した理由」について紹介します。
AWS全冠を目指した理由
- 先輩に勧められたことがきっかけ
- 市場価値を高めたかった理由
- 若いうちに挑戦したかった
順番に紹介していきます。
AWS全冠を目指した理由①:先輩に勧められたことがきっかけ
社会人1年目の冬に、AWS認定に挑戦しようと思ったきっかけは、先輩からの勧めでした。
当時はクラウドに触れた経験はほぼありませんでしたが、先輩の言葉をきっかけに興味を持ちました。
資格取得を目指すメリットを整理すると、以下のようになります。
- 実務に役立つ知識とスキルを体系的に学べる
- 自分の能力を客観的に証明できる
- 将来的なキャリアや市場価値を高める材料になる
こうして、まずは先輩に勧められたという理由が、AWS全冠挑戦の第一歩となりました。
このときはまだ、全冠を目指すつもりはありませんでした。
AWS全冠を目指した理由②:市場価値を高めたかった理由
AWS認定に挑戦したもう1つの大きな理由は、市場価値を高めたいという思いでした。
クラウドは今後需要が高まる分野であり、資格を持つことで選択肢を広げられると考えました。
資格取得のメリット
- 履歴書や職務経歴書で技術力を客観的に証明できる
- 社内外での評価が高まり、プロジェクトへの参画機会が増える
- 将来的に年収やキャリアの選択肢に直接影響する
資格を通じて市場価値を高めることが、AWS全冠挑戦の重要なモチベーションとなりました。
ただ正直、まずは1つ取れれば十分と軽い気持ちでスタートしました。
しかし勉強を進めるうちに、少しずつ理解で、学ぶ楽しさを実感しました。
さらに、知識が確実に増えていくのを感じると、もっと試してみたいという気持ちが湧いてきました。
こうして、軽い気持ちで始めた挑戦が、次第に全冠取得への挑戦へと広がっていったのです。
AWS全冠を目指した理由③:若いうちに挑戦したかった

私がAWS全冠を目指した最後の理由は、若いうちに挑戦して経験を積みたかったという点です。
社会人としてキャリアを始めたばかりで、吸収できるうちに挑戦することで、成長スピードが大きく変わると考えました。
ソフトウェアエンジニアとして入社しましたが、あまり向いていないと感じることもありました。
それに比べて、資格取得の過程で学んだクラウドの設計思想は、実務で活かせる内容ばかりです。
さらに、若いうちに知識を身につけることで、経験年数に関わらず、差をつけられるメリットもありました。
せっかくやるならば、熱中するまでやるのがモットーです。
こうして、若いうちに挑戦する意識が、AWS全冠への挑戦を後押しする大きな原動力となりました。
今振り返ると、熱中してやり切るという決意が、成長スピードを一気に押し上げたと思います。
AWS全冠を達成するための戦略
「AWS全冠を達成するための戦略」について解説します。
AWS全冠を達成するための戦略
- 受験順の設計
- 働きながらの計画の組み方
- 落ちたときのリカバリー方針
順番に紹介していきます。
AWS全冠を達成するための戦略①:受験順の設計

AWS全冠を目指す上で最も重要なのが、受験する順番を戦略的に決めることです。
いきなり難関のProfessionalから挑戦すると、挫折しやすくモチベーションも維持しづらくなります。
- Cloud Practitioner (CLF) – 基礎知識の確認、AWS全体像を把握
- Solutions Architect – Associate (SAA) – 設計力の習得、実務に直結
- Data Engineer – Associate (DEA) – データパイプライン、データ処理の基礎
- Developer – Associate (DVA) – 実装・運用視点を学ぶ
- SysOps Administrator – Associate (SOA) – 運用・管理の知識を強化
- Advanced Infrastructure Fundamentals (AIF) – インフラ理解を深める基礎
- Machine Learning – Associate (MLA) – MLの基礎概念を学ぶ
- Machine Learning – Specialty (MLS) – 専門分野としてMLを深掘り
- Security – Specialty (SCS) – セキュリティ設計の専門知識を習得
- DevOps Engineer – Professional (DOP) – 開発・運用統合スキルを強化
- Advanced Networking – Specialty (ANS) – ネットワーク設計・構築スキルを習得
- Solutions Architect – Professional (SAP) – 上級設計力の最終確認
この順番のポイントは、基礎から中級、上級、専門へと段階的に積み上げることです。
各試験で得た知識や経験が、次の試験の学習に活かせるため、無理なく全冠を目指せます。
段階的に進めることで、難しい試験でも知識の土台があるため、短期間での合格率が上がります。
また、実務で得た気づきを試験学習に活かすことで、単暗記に頼らない実践的な理解が深まります。
そして、毎月最低1つの試験を受けるのが理想です。
仕事との両立を考えると、このペースが無理なく学習を習慣化でき、モチベーションの維持にもつながります。
AWS全冠を達成するための戦略②:働きながらの計画の組み方
AWS全冠を目指すには、働きながらの学習計画がカギになります。
私の場合は、毎日の生活リズムを見直し、朝の時間帯を最大限に活用する方法を取りました。
| 時間 | 内容 |
| 4時30分 | 起床 |
| 4時30分〜5時10分 | 準備 |
| 5時10分〜5時30分 | 移動 |
| 5時30分〜8時00分 | 自習室 |
| 8時00分〜8時30分 | 通勤 |
| 8時30分〜17時30分 | 仕事 |
| 17時30分〜18時00分 | 退勤 |
| 18時00分〜18時30分 | ご飯準備 |
| 18時30分〜19時00分 | 夕食 |
| 19時00分〜20時30分 | のんびり |
| 20時30分〜21時00分 | シャワー |
| 21時00分〜21時30分 | 自由時間 |
| 21時30分 | 就寝 |
平日早朝に集中して学習することで、無理なく継続できる工夫をしています。
短時間でも毎日学習する習慣を作ることが、全冠達成への大きな助けになりました。
もちろん土日は、12時間以上机に向かって学習する日もありました。
平日で学んだ知識を土日に総復習したり、問題演習に集中したりすることで、効率的に進められました。
土日の過ごし方や朝活しないときのスケジュールは、別記事でまとめています。
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関連社会人2年目の1日の過ごし方を紹介【資格編】
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AWS全冠を達成するための戦略③:落ちたときのリカバリー方針

全冠を目指す過程で、誰しも落ちるリスクはあります。
私の場合、Advanced Networking – Specialty(ANS)で一度落ちた経験があります。
当時の手応えとしては、10回受けて3回受かるくらいの実力でした。
落ちた原因は、シンプルな試験日の設定ミスによるものです。
落ちたときの対応として、まず考えたのは再挑戦までの戦略です。
- 理解不足の箇所を整理する
- ノートにまとめ、重点的に復習する
- 再度挑戦する
このとき大事なのは、次に落ちないためには何を勉強すべきかという大前提を明確にすることです。
テキストを読み込むだけでは不十分で、問題演習を通じて知識を定着させることが重要です。
落ちた経験は、全冠を目指すうえでの貴重なフィードバックになります。
正しい学習法と計画を持っていれば、再挑戦での合格は十分可能です。
落ちることも学びの一部で、失敗から改善する習慣が、全冠達成の力になります。
AWS認定試験の勉強法とコツ
「AWS認定試験の勉強法とコツ」について解説します。
AWS認定試験の勉強法とコツ
- 試験のレベルによって変わる
- モチベーション維持が肝心
順番に紹介していきます。
AWS認定試験の勉強法とコツ①:試験のレベルによって変わる
AWS認定試験は、試験レベルによって勉強のアプローチを変えることが重要です。
基礎レベルのCLFやSAAは、参考書を中心に知識を一度整理する方法が効率的と思います。
体系的に理解でき、基本概念を身につけやすいため、独学でも十分対応可能です。
加えて、無料で問題を解けるサイトを活用して演習量を増やすことで、理解をより深めることができました。
一方で、応用レベルになると、実務寄りの問題が増えるため、参考書だけではカバーしきれません。
私の場合は、ここにCloudLiecenseを活用しました。
演習を通じて、設計判断力を実践的に身につけることができます。
演習して理解できなかった内容はノートにまとめ、電車の中で復習してました。
基礎は参考書で理解を固め、応用以降は演習中心で知識を実務レベルに昇華させることがコツです。
AWS認定試験の勉強法とコツ②:モチベーション維持が肝心

9ヶ月以上にわたる勉強期間中、モチベーションに頼るのではなく、継続できる環境を作ることにこだわっていました。
モチベーションは日によって変わるため、信用しすぎると学習が途切れてしまいます。
そのため、以下のポイントを重視しました。
学習を続ける工夫
- 毎日同じ時間帯に勉強するルーティンを作る
- 自習室を確保する
- 試験が終わったらサウナでリフレッシュ
特に試験後のサウナは、自分へのご褒美であると同時に一区切りをつける重要な習慣でした。
心身ともにリセットされることで、次の試験に向けたモチベーションを自然に保つことができます。
試験翌々日には遅くとも勉強を再開していました。
モチベーションそのものは波があるものなので、そもそも信用していません。
だからこそ、環境と習慣で学習をルーティン化することが、無理なく全冠を目指すための鍵です。
AWS認定試験で難しかった順番
「AWS認定試験で難しかった順番」について解説します。
AWS認定試験で難しかった順番
- Advanced Networking – Specialty(ANS)
- DevOps Engineer – Professional(DOP)
- Cloud Practitioner(CLF)
順番に紹介していきます。
AWS認定試験で難しかった順番①:Advanced Networking – Specialty(ANS)
AWS認定試験で私が最も難しいと感じたのは、Advanced Networking – Specialty(ANS)です。
理由は、単なる知識問題ではなく、実務レベルのネットワーク構成を想定した問題が多く出題されるためです。
1回目は構成を深く理解できずに受験し、見事落ちました。
私は手を動かして設計を確認することはしませんでしたが、動画教材を活用し、構成や設計の流れを理解することに努めました。
視覚的なスライドと解説の組み合わせで、ポイントを頭に入れ、ある程度理解を深めることができました。
また、問題量も多く、複数の選択肢の中から最適解を判断する力が求められるため、知識だけでなく論理的思考も必要でした。
AWS認定試験で難しかった順番②:DevOps Engineer – Professional(DOP)

AWS認定試験で次に難しかったのは、DevOps Engineer – Professional(DOP)です。
本当はSOAの次に受験する予定でしたが、内容が想像以上に難しく、一度AIFに逃げる形になりました。
理解できなさすぎて、自習室で朝6時から項垂れていました。
その後、改めてDOPに向き合い、苦戦しながらも勉強を続けました。
正直難易度は高いですが、理解できると一番面白さを感じられる分野でもあります。
実務に直結する設計や運用の考え方を体系的に学べるため、やりがいがあります。
AWS認定試験で難しかった順番③:Cloud Practitioner(CLF)
SAPはそれなりに難易度がありますが、年末の繁忙期も重なり、平日は勉強できませんでしたが、余裕で合格でした。
しっかりと戦略を練って順番を立てたおかげで、苦労せず理解することができました。
しかし、CLFは一番最初に受けた試験にも関わらず、モチベーションがなかなか上がらず、苦戦しました。
内容自体はそれほど難しくなかったものの、学習習慣や意欲を作るのに苦労したのが正直なところです。
試験の難しさは、知識だけでなく、モチベーションの維持でも大きく左右されます。
社会人として、平日にも勉強を続けることの辛さを実感しました。
最初は毎日継続すること自体が難しく、自己嫌悪に陥りそうになることもありました。
AWS全冠取得後のキャリアの影響
「AWS全冠後のキャリアの影響」について解説します。
AWS全冠後のキャリアの影響
- 年収・社内外の評価
- 自信と視座の変化
順番に紹介していきます。
AWS全冠後のキャリアの影響①:年収・社内外の評価
AWS全冠を達成してから、年収に直接的な影響がありました。
技術面ではまだ磨いていく段階ですが、それでも年収は約50万円ほど上がりました。

しかし、この年収の増加はあくまで2年間までの話で、それ以降は、転職も視野に入れています。
AWS全冠を持っていることで転職市場における価値が上がるのは確かで、全冠保持者の平均年収が高い事実もあります。
この点において、将来的に転職を考える際には有利に働くと感じています。
AWS全冠は、社内での評価にも影響を与え、昇給に繋がる可能性が高まります。
社会人2年目という段階でAWS全冠を達成したことで、将来に向けて選択肢が広がったと感じています。
長い目で見て、より自由な働き方を実現するためにも、今後の選択肢を増やしていく予定です。
AWS全冠後のキャリアの影響②:自信と視座の変化
AWS全冠を達成したことで、私のキャリアには大きな変化がありました。
それは、単に年収が上がっただけでなく、自信や視座が大きく変わった点です。

以前は、技術的なスキルに対して不安を感じることが多く、自分の仕事に自信を持てないことがありました。
しかし、AWS全冠を達成したことで、その不安が大きく解消されました。
実務に直結するスキルを身につけたことで、技術的な自信を持つことができました。
また、視座の変化を実感しています。
資格を取得したことで、単に業務範囲だけにとどまらず、全体を俯瞰する視点を持てるようになりました。
これまでは技術面に集中していましたが、アーキテクチャ設計にも関心を持ち、より広い視野で物事を捉えることができるようになりました。
AWS全冠の取得が、自分のキャリアに対する新たな視点を与えてくれました。
このように、AWS全冠を達成したことで、技術的な自信が増しただけでなく、全体を見渡す視点を持てました。
今後は、さらに広い範囲でキャリアを考え、新たな挑戦に取り組む準備が整ったと感じています。
まとめ

今回は、社会人のAWS認定試験について紹介しました。
AWS認定試験は、クラウド技術を深く理解し、実務に即したスキルを身につけるための絶好の機会です。
おすすめの人
- クラウドの理解を深めた人
- エンジニアとして武器を身に付けたい人
- 収入を増やしたい人
私自身も以前は、エンジニアとしての武器がなく、不安に感じることが多かったです。
しかし、AWS認定を全て取得した後は、少し気楽に業務をこなせるようになり、自信を持てるようになりました。
資格は、自分を守るための盾にもなります。
AWS認定は、単なる資格取得にとどまらず、実務スキルの証明となり、キャリアアップに大きく貢献します。
試験の難易度や学習方法を戦略的に考え、計画的に進めることで、働きながらでも十分に達成可能です。
自分のペースで学びながら、次のステップへ進むための力を養いましょう。
ここまで読んでいただきありがとうございました。